それいけ!ハタノシステム調査団

それいけ!ハタノシステム調査団 vol.05

インタビューを受ける先輩社員

知識とスキルをつけて
モチベーション高く仕事ができる

教えてくれた先輩

調達部 S.Mさん(2011年度中途入社)

2011年に中途入社。管理部、設備営業を経験後、調達部の立ち上げメンバーとして業務を確立。現在は女性管理職として調達部で業務に従事している。

旅行業界から建設業への転身。

中途で入社されていますが、前職はどんなお仕事をされていたのでしょうか?

海外旅行関係の仕事をしていました。ハタノシステムは非常時の電力復旧やインフラに携わっているので、世界が平和でないと成り立たない前職とはある意味真逆の業界にいたんだなと思います。前の職場は女性が9割だったので、ハタノに入社して男性が多い環境に初めは戸惑いました。ただ、持ち前のコミュニケーションスキルを活かして、ハタノの一員として認めて貰えるようにモチベーション高く働いていました。あと、中途採用の同期が4名全員女性だったのも心強かったですね。

そうだったんですね!女性社員4名が同時期に入社するのは珍しいなと思いました。

大々的に募集をかけてくださったんだと思いますよ。いろいろな業界の人がいて、私のように旅行業界もいたし、システム関係の方もいました。建設業界のことは全く分からなかったのですが、業界経験者の女性営業さんがいたので、いろいろ聞くことが出来たのは心強かったです。今みたいに女性営業はいませんし、社内事務の女性が数人いた程度だったので、4人も仲間がいてよかったなと実感しています。

先輩社員

営業アシスタントでも営業の自覚を持つことを教わりました。

入社してから今までのキャリアはどのように歩まれたのですか?

最初に管理部に入り、その後、設備営業を4年経験して、調達部で8年目になります。営業の時は、営業アシスタント業務を部長にしごかれながらやっていました。アシスタントでしたが、受注案件を2件持っていましたので、ハタノの営業だという自覚を持つよう言われました。アシスタントだからお客様とは喋りませんとか、そういう意識では駄目だと教わりました。

仕事をする中で、女性だからという理由で大変なことはありましたか?

女性営業だからといって取引先の要望事項や問い合わせ内容が変わることはないですし、甘くなることもないので男性営業と同じように頑張らなければいけません。製品のことを理解しなきゃいけないし、技術的な知識もつける必要がある、とてもやりがいがある部署だと思います。今は女性営業が増えてきていますね。ハタノは、男女関係なく、やってみたいと思ったことをどんどん挑戦して活躍できる場が特に多いのかなと思います。

その後は調達部に異動されたのでしょうか?

営業アシスタントを4年経験した後に、今の調達部にあたる積算調達部を立ち上げました。調達部の立ち上げ前は、現場担当者が個別に案件の予算管理をしていましたので、全体の把握が出来づらいこともありました。それで全体を把握、管理するために調達部を作ることになり、私もメンバーに入りました。

入社当時は調達部がなかったのですね。大変だったことはありますか?

書類も何も無い状態から部長と一緒に、取引先との規定や、社内外の規程、契約書面の作成、組織体制の設計をするなど、仕事を開始する前の準備段階で追われていたことを思い出します。準備業務で多忙な中、実務を一人で対応していたので思うように仕事が進みませんでしたね。その後、一緒に業務を行ってくれるメンバーが入り、ようやく仕事を順調に進めることが出来ました。

そうですね。今は調達のアプリが作られたので、売上計画や自分が持っている物件の工事費とか見られますよね。

そのアプリもまだ改良が必要な状況です。アプリを作って終わりじゃなくて、常に課題を見つけて改善していくのは、とても重要だと思います。

先輩社員

またハタノと仕事をしたいと思ってもらえたら、それが仕事の成功。

女性の管理職としてのやりがいや難しさはありますか?

私の性格からかもしれませんが、女性だから言うことを聞いてもらえないとか、女性の管理職だからどうとかそういうことを感じたことがないですね。でも、女性の管理職がもっと増えてくれると嬉しいですね。

女性の少ない会社ですが、管理職に先輩がいてくださるのは、同じ女性としてすごく心強いなと思います。

ジェスチャーを交えながら話す先輩社員と真剣に話を聞く若手社員

今後の目標はありますか?

今の仕事をもう少し極めなければという思いはありますね。まだまだやりたいことはたくさんあります。あとは、後進を育てないといけない使命感もあるので、今後は調達部の教育にも力を入れていきたいと思います。

最後に就活生や若手社員にメッセージをお願いします。

新人の方には早い段階で仕事を楽しいと思えるような局面を迎えて欲しいなと思います。仕事を楽しいと思えないと習得に時間がかかったり、モチベーションが上がらなかったりしますよね。私は、お客様からまたハタノと一緒に仕事したいなって思ってもらえたら、それが仕事の成功だと思っています。知識やスキルがついてくるとお客様とちゃんとキャッチボールができるようになり、仕事を上手く回せて、楽しいと思える状態になるので、そういう状況になれるように頑張って欲しいですね。

調査団
編集後記

サービス部K.A

女性管理職の立場であり、部門の立ち上げも経験されているMさんだからこその経験や考え方を知ることができました。社内だけでなく、業界全体での女性の働きやすさの向上についても積極的に取り組んでいる、ハタノシステムの強みも改めて感じることが出来ました。

営業部M.S

「女性だから」「アシスタントだから」という枠にとらわれず、ご活躍される姿にとても憧れました。お客様にとっては、新人ベテラン関係なくハタノシステムの社員であり、自分が会社を背負っているという意識を大切にして、また一緒に仕事がしたいと思ってもらえる営業になりたいです。

技術部D.N

常に課題を見つけて改善していくという言葉にとても感銘を受けました!現状に満足せず、自分の仕事も部署の後輩も研鑽しようとしているのがとても伝わってきました。私も業務の中で不安なことや分からないことがあれば必ず解決するようにしようと思います。そして、より仕事が楽しめるような発見をしたいと思います!

先輩社員と3人の若手社員が笑顔で映っている職場の風景