調達部
結婚の100日後に召集令状が送られてきてビルマに向かった。戦争が終わっても1年は日本に帰ってくることが叶わず、やっと帰ってきて会社に向かったら、仕事はなくなっていた。何より、私が知っている東京は焼け野原になっていた。これから、東京が、日本が立ち直るとき、私に何ができるだろう。いや、私は何をすべきだろう。
電気だ。この街が、国が発展していくためには、たくさんの電気が必要になる。
そうだ、私は電気で国を支えよう。
創業者 波多野龍吉は、長年の功労が認められ、藍綬褒章を受章しました(平成元年)