川崎市 等々力水処理センター 様

導入実績

  • 1750kVA×2台

現場を知り尽くしているからこそ、
常にお客さまのニーズにお応えできます。

ハタノシステムは、自家発電設備の導入について豊富な実績があることから、行政機関とのお取引も多くなっています。等々力水処理センターは、川崎市が管理する下水処理場で川崎市民の生活を支える重要施設。その施設の非常用発電設備の更新導入工事を当社が行ないました。

この水処理センターは、既設の非常用発電設備も当社で納入していました。既に完成している建物に新たに発電設備を設置する場合、限られたスペースに新しい設備をどう設置するかと同時に、発電設備の搬入も難しいケースが多く、高い技術力とノウハウが必要になります。

今回の等々力水処理センターのケースも、新規の発電設備を納入するのは、狭い入口しかない地下2階でした。このような場合には発電機本体を分解して搬入し、建物内で再度組み立てる必要があります。

一般的な設備であれば、納入時に分割して中で組み立て直すことができればそれほど困難ではありませんが、非常用発電設備に用いられるような発電機の場合、メーカーとしては可能な限りコンパクトに設計しているため、容易に分解できる構造になっていません。また、完成状態で機能試験を行っているため、本来的には分解してしまうと性能保証の面にも関わってきます。例えば、発電機のタービンなどは、分解してから組み立て直す際には、ミリ単位での調整が必要になります。

当社は、長い時間をかけてメーカーから技術指導を受けながら実績を積み、発電設備メーカーとの信頼関係を構築してきました。近年においては、自社で設計・施工・メンテナンスを行ってきた自家発電設備を中心に、高度成長期に導入された非常用発電システムのリニューアルのご依頼も多くなってきています。今後もこの蓄積された技術力を活かして、お客さまのニーズに応えていきます。

  • 搬入作業

  • 据付作業

  • ジェネレーター