海外事業の始まり【4カ国視察旅行を回想する-②】

2020年08月06日

~ミャンマー(ヤンゴン)編(2017年11月13日~16日の3泊4日の日程)~

 

第二弾はミャンマー連邦共和国(1948~1989年まではビルマ連邦)でした。

ミャンマーは当社が国内においてお付き合いさせて頂いている企業様の現地法人の社長様に現地案内、情報収集などお世話になりました。ミャンマーまでは日本(羽田空港)からタイ(スワンナプーム空港)経由にてヤンゴン国際空港まで約12時間で到着。時差は2時間30分です。ヤンゴン国際空港に到着すると出迎えてくれた社長様と市内(ホテル)へ移動。自らハンドルを握る外国人は少ないみたいで各国駐在員はほとんど運転手付きの車で移動するようです。ずっとドライバーさんがついてくださいました。(現在、日本人はビザなしで、かつANAによる直行便も運航されるようになっております)

 

【ミャンマープチ情報】

 

男女が下半身に巻いているのが、ミャンマーの民族衣装である“ロンジー”と言われる服装です。男性用はパソー、女性用はタイメンと呼ぶそうです。通気性に優れているので湿度・温度の高いミャンマーでは必需品で普通に皆さん着ておられるます。女性が頬につけているのは”タナカ“と呼ばれる伝統化粧品だそうです。日焼け止めなどお肌のケアに万能だそうで、街ではほとんどの女性の方が頬に塗っておられました。

 

※上の写真は、ミャンマーを代表するヤンゴンの仏教寺院「シュエダゴン・パゴダ」と言う、仏様の遺物が奉納されているという言い伝えがある、約2500年もの歴史を持つ寺院です。黄金に輝く外壁は遠くから見てもきらびやかです。仏塔の上部にあしらわれたダイヤモンドは約5千個に上り、その中には最大76カラットの物もあると言う事です。(今回の視察においては行く事はできず。)

 

翌日より発電機の情報収集の為、現地発電機取り扱い代理店様を数社訪問。自動車移動社会の為、渋滞は当たり前のように発生し一日に回れるお客様の数も3~4社程度でした。

 

各社に話を聞いていると、あまり電力事情はよくなく、発電機の需要は見込めるのかな?という印象でした。食事中に照明が切れる事もしばしばで多くの店舗・事務所の前には発電機が置かれておりました。日本製としてはデンヨー社製の発電機がちらほら見受けられました。ミャンマーの電力事情としては、国の電力の約6割は水力発電で賄われています。発電所の老朽化などによる出力低下が発生し、定期的に計画停電が行われております。日本企業による発電設備(水力、太陽光)の計画も進められつつあるとは聞きましたが、まだまだ電力の安定までは時間がかかりそうでした。

ヤンゴン市内においてもそういう状況ですので、地方の農村部など電力供給が不十分な場所はまだまだあるようです。当社として出来る事は多々ありそうな感じがしました。ミャンマーでの平均月収は1万~1万5千円と事でした(2017年11月時点)

 

この国は親日国だという事を肌で感じた事と、HPにも記載されておりますが、ビルマ(ミャンマー)には当社創業者“波多野龍吉”氏が出兵されていたとの事で何かの縁を感じました。

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