第75期ハタノシステム研修会 ~前半戦:目標管理制度研修編~

2021年09月10日

皆さんはじめまして!

2021年4月入社 非常用自家発電設備の試験(品質管理に関する業務)を担当しております技術部品質管理グループの関口です。

今回は過日行われた第75期研修会についてレポートいたします。

 

午前・午後と内容が豊富のため前半戦の目標管理制度研修は私関口が、後半戦は同期の技術部技術グループの高林がレポートいたします。(少々長い文章になりますが最後までお付き合いください。)

 

研修スケジュールはおおまかに以下の通りです。

・午前:波多野専務による会社理念(Vision、Mission、Values)の達成、目標管理設定の方法

・昼休憩

・午後:SDGs研修

 

研修会場は本社近くにある「ホテル雅叙園東京」で実施いたしました。

まさに豪華絢爛!皆さんも訪れる機会があるかと思うのでお楽しみに!

 

最初は会社理念(Vision、Mission、Values)の達成には何が必要か?というところから、波多野専務より5項目に分けて講義していただきました。

 

会社理念(Vision、Mission、Values)について「実はまだよく知らない」という方はホームページ上部の「企業情報」→「会社概要」を一度ご覧ください!

こちらからでもご確認頂けます。

 

以下の5項目の順で教えていただきました。

1.リーダーシップとは

2.仕事とは

3.育成とは

4.成長とは

5.ダイバーシティ(多様性)マネージメント

 

それぞれ言葉の定義から学び、より踏み込んだ内容を事例等使用して学びました。

 

ところで普段良く耳にする言葉でも意味を聞かれると説明できない時ってありますよね?

言語化というアレです。意識していないと陥りがちかと思います。私もその一人です。

しかし、説明できないことは目標も不明確になってしまうので、言葉の定義を逐一確認することで、目指すべきゴールがはっきりとするものだと感じました。

皆さんも私のようにあやふやに言葉を使うのではなく、今のうちに他者に説明できるように慣れておくと良いと思います!

 

教えて頂いた「2.仕事」について皆さんにも共有させて頂きます。

実際に興味がある事柄と、興味のない事柄では吸収できる情報量が違いますよね?

仕事においてもそれと同様であることを、寓話「3人のレンガ職人」を用いて仕事(業務)の解釈によってモチベーションや向き合う姿勢が変わってくるとおっしゃっていました。

 

内容が気になった方は是非ご自身で調べてみてください!きっと共感して下さると思います!!

私も、「電気を守る最後の砦」を支える一員として、使命感を持って業務を学んでいこうと改めて決意できました!

研修中の様子です。とても緊張感があり、まさに真剣そのものといった感じです。

※撮影許可は事前にいただいております。

 

続いて目標管理シートの作り方の説明をしていただきました。

 

目標管理シートとは、個人の次年度(弊社では10月~翌年9月まで)の目標(課題)を作成し、達成(解決)へ向けた方法を挙げるというものです。

 

今回の研修では目標設定する際にどのように考えれば良いか、そのロジックを教えていただきました。

おおまかには以下の4点です

1.背景(原因)

2.目的と意義

3.目的達成の展望

4.手法

 

各項目を詳しく説明すると、

「1.背景(原因)」は文字通り、なぜその目標(課題)を設定しようかと考えた経緯の事です。

①所属部署の目標を達成するための障害になる問題・課題であるか

②必ず具体的な問題・課題が含まれているか

③問題の原因や本質について明記されているか

④指標が明確にされているか

例えば「資料探しに時間がかかりすぎており、本来の業務を開始するまでに時間を要する」ことが課題とした場合、その課題を改善するのであれば、「資料の保管場所の整理整頓ができていない」と具体的な「何が」を考えられれば、それ以降に検討する項目である「2.目的と意義」「3.目的達成の展望」「4.手法」を設定する上でより明確になると思います。

 

「2.目的と意義」は、なぜ課題の改善が必要なのか、改善しないと生じるリスク、悪影響などをもとに具体的なデータを提示する必要があるとのことでした。

加えて、内容も「~をする」等の表現では、動作をしただけで達成されてしまうので不適切であるとおっしゃっていました。

私は自身あるいは所属する部署だけが理解できるような書き方を避けて欲しいと認識し、今まで自分だけが理解できる書き方を日報や伝達時に多くしていたので今一度反省する機会となりました。

 

「3.目的達成の展望」は、目的を達成したことによって生じる利点です。これに関しても他と同様、明確にできるだけ可視化できるデータを提示する必要があるとのことでした。

 

最後に「4.手法」は、これまでにご説明した「1.」「2.」「3.」と同様に詳細な説明が必要になります。

本当に目的が達成できる有効的な手法であるか、誰が・何をするのか、やったことができる限り可視化できるか?

 

・・・とここまで書いてきましたが、簡単にまとめると「人によって解釈に個人差が出ないような表記になっているか、具体的なデータ(数値化、可視化)、背景を示す」表現が重要であるとわかります。

 

さらに気を付けないといけない事は、データが主観的(定量的)でない場合です。

例えば、「~と思った」や「~と感じた」表現です。

主観的情報だと事実と相違が起きる事があり、信頼性が低いためだと考えられます。専務はデータの説得力を「情報の強さ」と表現されていましたが、伝聞やインターネットの情報、主観が含まれるとそれだけで情報は弱くなるでしょう。(昨今もフェイクニュースやデマ拡散など問題になっています)そのため、普段から(私含め)情報の裏取り(ファクトチェック)をしっかりと行い、情報の補強を行いましょう!

 

本日学んだこと踏まえて目標設定するためには、しっかりと課題に対する因果関係を考えて、解決案として適切かどうか吟味することが肝心だと思いました。

また、一度作成したものを後日改めて確認すると不備が多いことがわかるのでオススメです。

 

ここで一息、昼食についてのお話です。

下記に示しました写真は、お昼休みで出されたお弁当です。

(右上のスペースにもちゃんと総菜がありましたが、撮影する前に食べてしまいました!)

あまりにも美味しかったので(フードロスに貢献して?)余っていた分のお弁当をもう一ついただきました!

 

ところで、入社して早4カ月ほど経ちましたが、まだまだわからない事が多く、教わる日々が続いております。

後日控えているOJT進捗発表会に向けて、目標の設定方法とその解決策の捻出方法を改めて見直そうと気付かされた研修でした。

 

ここまでの前半戦は関口が担当させていただきました。

非常に長い文章となりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

それでは後半のSDGsレポートは高林くんにバトンタッチしたいと思います!

高林くんヨロシク!

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