入社から1年間の歩み

2020年09月23日

皆様、初めまして2019年4月入社の渡邉です。

私は技術部で非常用自家発電設備を新しく設置するための施工管理を担当しております。今回のレポートでは、私が入社してから1年間でどのような仕事をしてきたかについてご紹介します。

レポーター:渡邉

 

まず、入社して1~2ヶ月の間は、様々な研修や勉強会に参加しました。内容としましては、社会人としての心構えやハタノシステムで扱っている発電機について学びました。

 

中でも私が特に印象に残っているのは、ハタノシステムが特約店となっているヤンマーで実施している研修で、自分の手で実際にエンジンを分解し、内部構造や作動原理について学べたので良い機会でした。

(過去に私の同期がレポートしているので良ければ見てください!)

 

また、ハタノシステムでは、1年に渡りOJT教育が行われており、先輩社員がほぼ付きっ切りで指導してくださるため、自分で考えてもわからないことを聞いたり、わかりやすく教えてくださいますので未経験の方でも安心して学ぶことができます。

 

6月に入ると、本格的に技術部として現場に出向く機会が増えていきました。私は、都内のとある物件に先輩社員と共に向かい、7月からは常駐という形で現場に携わりました。

今回の物件は、大手ゼネコンからの1次下請けであり、規模も大きく工期も今年の5月頃までの大型物件でした。このような物件に1年目から携われたことは、大変良い経験となりました。私自身、工期が終わり完成した時の達成感は苦労があった分、ひとしおでした!!
また、70年以上積み重ねた実績、高い技術力と信頼があったからこそ頂いた案件だということを実感し、改めてハタノシステムの凄さに入社して良かったとしみじみ感じました。知識も経験もない状態でしたが、自分の出来ることは進んで行動するという意識で取り組みました。

 

現場の流れとしては、最初に現地調査を行います。この工程では、実際に現地に訪れて計画通りに進められるか調べるために行います。図面上にはない情報を入手したり、必要な寸法を測ることが出来るため、大事な工程だと言えます。この現地調査を元に工事計画の訂正や図面の作成を行い、次のステップに進んでいきます。

 

現地調査が終わり、工事が始まると施工管理が主な仕事内容となっていきます。この工程では、主に現場内で事故が起きないよう安全管理し、契約工期内に工事が終わるよう工程管理を行います。工具や保護具の正しい使用方法の確認、第三者接触の可能性、施工写真の撮影、そして円滑に作業が出来るように自分自身が作業内容を隅々まで把握していることが重要だと感じました。

イメージ写真

※現場名や現場写真は基本的に機密事項となっており非公開となっているので公開できる現場写真を代用しております。

 

工事が終わると、完成図書と呼ばれる書類を作成します。この工程では、最終的な工事内容を後から誰が見てもわかるようにまとめます。
今回の現場では、施工前、施工中、施工後という形で今までに撮った写真を整理してまとめました。他にもエクセルやCADを駆使して工事内容を様々な形でまとめます。

 

ここまでが技術部が行う業務の一連の流れです。

 

最後に1年目として大事だと思ったことが3つあります。
1つ目は、現場の雰囲気を明るくすることです。技術や経験がなくても挨拶や気配りをすることは新人でも出来るので、活気のある現場になるように努力しました。
2つ目は、写真をたくさん撮ることです。写真は、後々書類作成をして提出したりすることもあります。特に施工前や施工中の写真は、施工後に撮り忘れに気づいても手遅れとなってしまうため、ちょっとした作業でもジャンジャン撮るのが大事です。また、わからないことも撮っておくと後から先輩や協力会社の方に質問することが出来るのも大きな利点となります。
3つ目は、わからないことをそのままで終わらせないことです。先輩と協力会社の方が話している時にわからない単語があったら、後で聞いたり調べたりしなければ、いつまでたっても理解できないまま作業をすることになってしまいます。3年目以降は、自分が現場担当者となって現場業務を行うようになるので、今のうちに少しでも知識を吸収することが大事だと感じました。

 

コロナ禍の影響で、今までとは異なった生活を送っておりますが、この状況を受け入れ柔軟に対応していくことが大切であり、成長できる新たな機会と捉え、日々努力しております。まだまだ未熟ですが今回の大型物件を完遂したことで自分にとって自信を持つことができたので、1日でも早く1人前になれるよう、また社会に貢献できるよう今後も頑張ります!!

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